世界的なデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、同社のオーストラリアのパース(PE2)とオマーンのマスカット(MC1)にあるIBX®データセンターが、オーストラリアの海底ケーブル開発スペシャリスト集団のSUB.CO社が手がける「オマーンオーストラリアケーブル(OAC)」の陸揚げポイントとして選定されたことを発表しました。これにより、2つのデータセンターは、約9,800kmの海底ケーブルシステムの戦略的な相互接続ポイントとなります。
パースは、デジタルトランスフォーメーションが加速するオーストラリアにおいて海底ケーブルの重要なゲートウェイとなっており、シドニーなどオーストラリア東部からの地理的多様性を提供する西海岸の接続ポイントとして戦略的な役割を果たしています。一方、マスカットはアジア、アフリカ、欧州の間に位置し、世界の主要市場を結ぶ相互接続ハブとしての役割を担っています。OACが開設することにより、世界のデジタル経済におけるオマーンの競争力がさらに高まることが期待されています。
OACは、2022年第2四半期(4-6月)に完成予定で、オーストラリアとオマーン間を直接接続します。両国のデータセンターが、エクイニクスIBXデータセンターを介して直接接続されることで、ハイパースケーラー、顧客企業、ネットワークプロバイダーは、高密度なネットワークエコシステムに最小の遅延でアクセスできるようになり、オーストラリアと欧州間の最も直接的な接続を実現することが可能になります。
発表の主なポイント
コメント
「アジアからマラッカ海峡を経由して欧州に接続するシステムに潜むリスクを軽減する上で、新しいルートとしてOACを構築することは非常に重要でした。エクイニクスのグローバルな能力と柔軟なアプローチは、OACの成功に欠かせない重要な要素の一つです。」
「OACを利用する当社のお客様は今後、パースとマスカットにあるエクイニクスのグローバルなエコシステムを利用できるようになります。2つの優れたブランドが協力することで、お客様に驚くほどの恩恵をもたらすことができます。」
「当社にとって重要な成長市場であるパースは、OACと接続することで、アジア、そして今後は中東・北アフリカへの戦略的な相互接続ポイントとなります。当社は、オーストラリアの顧客企業やパートナーに、成長を続けるグローバルな海底ケーブルネットワークへのアクセスを提供できることを嬉しく思います。」
「デジタル経済の急速な成長により、MENA地域ではグローバル接続とハイブリッド・マルチクラウド・ソリューションへの需要が高まっています。現在、さまざまな分野の企業が、クラウド導入戦略やクラウドへの対応状況を評価しています。当社は、お客様に最適なルートで異なる市場への直接アクセスを提供しています。当社のInternet Exchange接続性により、ネットワーク事業者、コンテンツプロバイダー、企業は、都市、国、大陸をつなぐグローバルな海底ケーブルファブリックを活用することができます。」
関連資料
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SUB.COについて
海底ケーブル業界において歴史あるBevan Slatteryによって設立されたSub.coは、海底ケーブル・プロジェクト開発の支援、およびインフラ投資パートナーとの共同専門プロジェクトへの投資に注力する、専門的なコンサルティングおよび投資会社です。
これまでに、シドニー・グアム間ケーブル(PPC-1)、シドニー・ロサンゼルス間ケーブル(Endeavour & AAG)、シンガポール・パース間ケーブル(Indigo West)、オーストラリア初の大陸横断型光ファイバー海底ケーブル(Indigo Central)などのプロジェクトを手がけています。
エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャ企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの顧客体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。
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Email: equinixjp_pr@webershandwick.com
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