Press Release

エクイニクス、クラウド開発者向けベアメタルプラットフォームに 最新のArmおよびAI技術を導入

HUMAN Security、Solana Foundation、Super League Gamingが、エクイニクスの最新オンデマンド技術を採用し、将来性のあるハイブリッドインフラストラクチャとサステナビリティの取り組みを推進

世界的なデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長      小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は、企業向けのベアメタルサービスであるEquinix Metal™での新技術を発表しました。この新技術は、AMD、Ampere、Intel、Nutanixの最新技術と、NVIDIAのフルスタックのアクセラレーテッド コンピューティングを搭載しています。今回の拡張された機能と可用性により、企業は、サービスとしての(as a Service)ソリューションの構築と拡張、自社インフラストラクチャの近代化、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャとクラウドネイティブアプリケーションの強化に対してより多くの選択肢を有することができます。

調査会社ガートナーは、「新規調達されたオンプレミスのコンピュートとストレージのうち、コンサンプションサービスが採用される比率は、2021年の10%未満に対し、2025年には40%に上昇する 」と予測しています。Equinix Metalは、新たに6つの都市圏でサービス提供を開始し、これらの大手プロバイダーが提供する最新のハードウェアオプションをオンデマンドで利用できるようになります。お客様は、数クリックするだけで、クラウドやエンドユーザーに近接する場所から、これまで以上に高い処理能力とスループットを得ることができます。また、この新しいエンタープライズソリューションはオンデマンドの人工知能(AI)とハイブリッドインフラストラクチャも提供し、新しいデジタル機能を迅速に構築できます。

開発者やITリーダーは、Equinix Metalで実績のあるAPI、一般的なDevOpsツールとの統合、最高水準のKubernetesエコシステムを活用して、ビジネスに最も重要なクラウド、ユーザー、ネットワーク、パートナーに近接した場所で自社のアプリケーションを展開、維持、拡張できます。次のような事例があります。

  • サイバーセキュリティ企業であるHUMAN Securityは、Equinix Metalを活用することにより、超低遅延ネットワークを実現し、顧客との近接性を実現
  • クリエイターエコノミー、ゲームプレイコンテンツ、メタバースの要素を含むビデオゲーム体験とエンターテインメントの世界的リーダーであるSuper League Gaming(Nasdaq: SLGG)は、Equinix Metalを活用して、世界中の数百万人のユーザーにリアルタイムコンテンツとライブビデオストリーミングを配信
  • ブロックチェーンのリーダーであるSolana Foundationは、Equinix Metalの活用により、Solanaブロックチェーン上の世界中のエンドユーザーに、オンデマンドで新しいノードを数分で配信

発表の主なポイント

  • AMD、Ampere、Intelの次世代チップを搭載した第3世代(Gen3)サーバーを発表:新しいEquinix Metalは、第3世代 AMD EPYC™ プロセッサーやAmpere Altra、そしてAIアクセラレータを内蔵した第3世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーなどの最新プロセッサを搭載した新しいハードウェアラインアップを用意しています。これらのソリューションは、Equinix Metalの次世代(Gen3)サーバー構成の一部として、2022年初頭に市場に投入される予定で、一般的なワークロード向けにキュレーションされており、オンデマンドで数分で利用することができます。
  • NVIDIA AI:2021年11月、NVIDIAはエクイニクスとの協業の拡大を発表し、AIインフラストラクチャへの即時かつ短期間のアクセスを含む、NVIDIA LaunchPadプログラムをEquinix Metal環境がサポートされた世界中の9つのEquinix International Business Exchange™(IBX®)データセンターで展開することを発表しました。LaunchPadプログラムに参加する、要件を満たす企業アカウントは、キュレーテッドラボを通じて、NVIDIA AI Enterpriseを含むNVIDIA AIソフトウェアをテストし、プロトタイプ化できます。その後、エクイニクスで稼働しているEquinix MetalまたはNVIDIA DGX FoundryでAIを展開、拡張することができます。
  • ワークロードに最適化されたサーバー: Equinix Metalでは、Gen3ラインアップに加えて、新しく最適化された構成ラインアップを提供します。これらの強力なサーバーにより、AIトレーニングやインメモリーデータベースなどの特殊なワークロードに合わせてカスタマイズされたインフラストラクチャを、特注のハードウェア導入時にありがちな長いリードタイムを必要とせず、迅速に導入できます。
  • オンデマンドのハイブリッドマルチクラウド:Equinix MetalはNutanix Cloud Platformの認定を受けており、ベアメタル、パブリッククラウド、オンプレミスの環境全体において単一の統一された管理プレーンを通じてシームレスにシステムを展開し、ビジネスの俊敏性を向上できるため、あらゆるプラットフォーム上でアプリケーションを完全に自由に実行することができます。エクイニクスとNutanixは、現在、一般提供(GA)に向けて、お客様向けのトライアルプログラムを行っています。
  • 6つの都市を追加:エクイニクスは、2022年に南北アメリカ(アトランタ、モントリオール)、EMEA(ヘルシンキ、ストックホルム)、アジア太平洋(メルボルン、大阪)の6つの都市でEquinix Metalの提供を開始する予定です。これにより、世界の合計24の都市圏で、サービスとしてのベアメタル(Bare Metal as a Service)だけでなく、Equinix Fabric™とNetwork Edgeによるインターコネクション(相互接続)とネットワーキングも提供し、お客様は数分でアプリケーションをグローバルに展開することができます。
  • オペレーティングシステム・パートナー:Ubuntu、Debian、FreeBSD、NixOS、Talos、Alpine Linux、Alma Linux、Rocky Linux、VyOSのメンテナンスまたはエキスパートにより、Equinix Metalユーザーが利用できるクラウドイメージの認証と提供が可能になり、パフォーマンス、セキュリティ、マルチクラウドのユースケースを強化します。
  • エコシステムの拡大:エクイニクスは、Cycle.io、Era Software、Macrometa、Mist.io、HarperDB、Kubermaticから提供される完全に実証/検証されたパートナーソリューションを通じて、エコシステムをさらに拡大しました。これらのソリューションやその他のパートナーソリューションについては、こちらをご覧ください。

コメント

  • Solana Foundation エグゼクティブディレクター ダン・アルバート(Dan Albert)氏
    「エクイニクスは、グローバルなSolanaバリデーターコミュニティにとって重要なプロバイダーです。ハードウェアの入手が困難だった昨年、エクイニクスのベアメタルサーバーは他のクラウド製品よりもパフォーマンスが高いことが証明されていました。バリデーターやRPCプロバイダーは、エクイニクスのベアメタルサーバーを使用することにより、Solanaエコシステムの驚異的な成長に合わせて自社のシステムを拡張できました」
     
  • Equinix Metal マネージングディレクター ザック・スミス(Zac Smith)
    「エクイニクスは、世界のデジタルインフラストラクチャ企業として、クラウドやエッジ全般にわたる基盤インフラストラクチャを提供し、それらをすべて相互接続しています。この基盤インフラストラクチャに、オンデマンドのEquinix Metalと最先端シリコン、およびエンタープライズソリューションを組み合わせ、さらに2030年までにグロールでクライメートニュートラルを達成するという目標を掲げたエクイニクスの取り組みにより、お客様は今後、消費電力とパフォーマンスに関して心配する必要がなくなります」
     
  • AMD クラウドビジネス担当コーポレートバイスプレジデント リン・コンプ(Lynn Comp)氏
    「私たちの日常生活のあらゆる部分に影響を与えるテクノロジーをさらに進化させるために、世界はこれまで以上に高いコンピューティング能力を求めており、AMD EPYCプロセッサーはそのニーズに応える高性能なコンピューティング能力を提供します。当社は、エクイニクスの次世代ベアメタル製品に協力することで、第3世代AMD EPYCプロセッサーを活用した、効率的で、スケーラブルな、コンピュート能力の高いソリューションをエンドユーザーに提供できることを嬉しく思います」
     
  • Ampere Computing チーフプロダクトオフィサー ジェフ・ウィティヒ(Jeff Wittich)氏
    「今後4年間でデータセンターの需要が2倍になると予測される中、今こそ最新の持続可能なコンピューティングへのアプローチが求められています。当社は、このレガシー・プロセッサからクラウドネイティブ・プロセッサへの移行を推進しています。エクイニクスは消費電力やデータセンターの占有面積を抑えながら高いパフォーマンスを実現するために、Ampere® Altra® クラウドネイティブ・プロセッサーを活用し、オンデマンド・インフラストラクチャを拡張しています。今後も、エクイニクスと継続的に協力していけることを楽しみにしています」
     
  • Intel クラウド&エンタープライズソリューショングループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ アヌラグ・ハンダ(Anurag Handa)氏
    「当社の第3世代 インテルXeonスケーラブル・プロセッサーは、今日のデータセンターで求められるより高速な処理、広範なワークロードに対応するために最適化された最高のパフォーマンスと柔軟性を提供します。このプロセッサーは、Equinix Metalの業界で最も広範なワークロードをサポートする基盤となる一方で、セキュリティ、暗号、AIなどの高度なビルトインアクセラレーション機能により、新たなレベルの効率性と拡張性を実現します」
     
  • Nutanix SVPプロダクトマネジメント トーマス・コーネリー(Thomas Cornely)氏
    「当社は、ITインフラストラクチャ管理を、インビジブル(意識する必要がない)になるほどシンプルにすることをミッションとしています。当社のお客様は、当社のソリューションを活用してハイブリッド・マルチクラウドへの移行を簡素化し、ワークロードをニーズに合わせてプライベートクラウドまたはパブリッククラウドで実行しています。Equinix MetalでNutanix Cloud Platformが認証されたことにより、お客様は選択肢が増え、プライベートクラウドとパブリッククラウド全般にわたり自社のNutanix環境をさらに統一することができます」
     
  • NVIDIA エンタープライズ・コンピューティング責任者 マヌバー・ダス(Manuvir Das)氏
    「企業は、ヘルスケア、農業、製造業、小売業などのビジネスを改善する新しい産業別サービスを開発するために、AIを導入したいと考えています。NVIDIA LaunchPadにより、企業はEquinix Metal上の高速化されたインフラストラクチャでAIを開発・展開する方法をこれまで以上に簡単に学ぶことができ、本番環境に移行する際にもエクイニクスが提供するサービス上で業務を継続するオプションも用意されています。」

関連資料

以上

エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャ企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの顧客体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。

将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXデータセンターの買収・運営・建築での問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、エクイニクスがすでに買収した、もしくは今後買収する企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、最近建設したもしくは取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要な顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

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