Press Release

エクイニクス、Equinix Fabricで 企業のデジタルインフラストラクチャーの接続性を革新

2021年に東京でNetwork Edgeを提供開始、クラウドとあらゆる人とモノとの相互接続を実現

世界的なデジタルインフラストラクチャー企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下 エクイニクス)は本日、企業のデジタルインフラストラクチャーにおける接続手法への新機能追加を発表しました。エクイニクスは新機能が追加されたEquinix FabricTM (以前のEquinix Cloud Exchange Fabric ®)とNetwork Edge、そして大幅に拡張されたエコシステムの提供を通じて、デジタルリーダーが急速に変化するビジネス環境に対応するための迅速で簡易なネットワーク構築を支援していきます。

Equinix Fabric: デジタルインフラストラクチャーの相互接続における新たなスタンダード

企業のエコシステムへのアクセス、インフラストラクチャーのパフォーマンス、そしてネットワークの俊敏性に対するニーズが高まるにつれ、デジタルインフラストラクチャーをグローバルに相互接続するデファクトスタンダードとして、Platform Equinix®上のEquinix Fabricを選択する企業のお客様が増加しています。Equinix Fabricはクラウドへの接続に加えて、グローバルに接続されたサービス基盤の確立と、接続性の向上によるビジネス変革をデジタルリーダーにもたらします。

AonのCore Infrastructure Servicesシニアディレクターであるラケシュ・イナムダー(Rakesh Inamdar)様は次のように述べています。「パンデミックによって今年初めに大規模なリモートワークへの移行が始まりましたが、Aonはサービス品質を落とすことなく100%従業員を遠隔でサポートすることができました。加えて多くの企業が従業員とのつながりや生産性の維持に苦労していた時、新たな機能を展開することができました。これらはPlatform Equinix上ですべてのデジタルインフラストラクチャーを構築したことで実現できたと言えます。エクイニクスの信頼できるプラットフォームは、Equinix Fabricを介したテクノロジーパートナーのエコシステムへの接続や、キャリアニュートラルな通信ネットワーク集約ポイントへの簡易なアクセスといった、優れた機能とサービスを提供してくれます。エクイニクスのプラットフォームを活用することで、安全性とコスト効率に優れた方法で自社のコアインフラストラクチャーをグローバルに統合することができました」 。

企業やサービスプロバイダーのお客様はEquinix Fabricを利用することで、International Business ExchangeTM (IBX ®) データセンターにあるすべての物理および仮想デバイス、そして世界最大のデジタルエコシステムと相互接続することが可能です。これはエクイニクスのコロケーションサイトにおける物理デバイス、Equinix Metal™で利用可能な自動ベアメタルサーバー、Network Edgeで利用可能なルーター、ファイアウォール、SD-WAN ゲートウェイなどの仮想デバイスと接続できることを含みます。これによって企業はグローバルに分散しているデジタルインフラストラクチャーをシームレスにつなぐことが可能になります。

エクイニクスは、この度、Equinix Fabric経由でのネットワークプロバイダーへの自動アクセス機能を拡大しました。これはネットワークサービスプロバイダーに新たなサービス提供手法を提供するものです。これによりネットワークサービスプロバイダーはEquinix Fabricの全参加者とシームレスに接続すると同時に、自社のエンドユーザーに対してはオンデマンドでダイレクトな接続を提供できるようになります。エクイニクスのお客様はEquinix Fabric経由でAryaka、AT&T、BT、Cloudflare、Colt Technology Services、HKBN、Hurricane Electric、euNetworks、Fusix、GTT、Telnyx、Unitas Global、Verizon Businesといったネットワークサービスプロバイダーが提供するMPLS、イーサネット、IPトランジットなどのネットワークサービスにアクセスできます。Platform Equinix上では1万社を超えるクラウド、ネットワーク、パートナー企業と相互接続が可能ですが、この新機能により、Equinix Fabricのお客様は、自社の相互接続の規模を3倍以上に拡大することが可能となります。

エクイニクスは、企業がハイブリッドクラウドアーキテクチャー向けのデジタルインフラストラクチャーを導入するのに最適なシングルプラットフォームです。多くのロケーションで主要IaaSあるいはSaaSクラウドへのプライベートなダイレクト接続を提供しています。Equinix Fabricのお客様はわずか数分で、Alibaba Cloud、AWS、Google Cloud、IBM Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloudなどの主要クラウドプロバイダーに直接接続することができます。さらにエクイニクスのお客様は、Salesforce、Cisco Webex、ZoomなどのSaaSおよびコラボレーションプロバイダーにも直接接続できます。昨今、パブリッククラウドおよびネットワークサービスプロバイダー、そして企業のお客様にとって、デジタルインフラストラクチャーの近接性の重要性は高まっていまます。ゆえに近接性を提供可能なEquinix Fabricに接続するサービス事業者と企業のお客様の数は増加の一途をたどっています。

Network Edge-業界をリードするSD-WANサービスのフルスイートを提供

エクイニクスはお客様が物理的な機器導入することなくエクイニクスプラットフォーム上にネットワークインフラストラクチャーを構築し運用できる環境を整えるため、仮想ネットワーク機能 (VNF)の拡張として、Network Edge上でSilver PeakによるUnity EdgeConnectの仮想SD-WANアプライアンスを利用可能にしました。今回の追加により、Network EdgeはEquinix Fabricと機能統合した、ベンダーニュートラルなSD-WANサービスのフルスイートを企業のお客様に提供します。

Network Edgeは、Cisco、CloudGenix、Fortinet、Juniper Networks、Palo Alto Networks、Silver Peak (先日Hewlett Packard Enterpriseのグループ企業Arubaにより買収済)、Versa Networks、VMwareなどの複数のベンダーが提供する仮想ネットワークサービスのリアルタイム導入を可能にします。Equinix Fabricとの統合により、Network Edgeのお客様は、グローバル市場でクラウドおよびネットワークプロバイダーと仮想エッジデバイスを相互接続し、世界中のビジネスパートナーにサービス提供を拡大することができます。

発表の主なポイント

  • Equinix Cloud Exchange Fabricは、機能拡張にあわせてEquinix Fabric™とブランドを変更しました。クラウド接続の提供から始まった本サービスは、ITインフラストラクチャーの相互接続方法として、また広範な仮想化ITサービスの一部として進化しました。

 

  • Equinix Fabricはソフトウェアデファインドのインターコネクションサービスです。あらゆる企業が自社の分散インフラストラクチャーとPlatform Equinix上の他企業のインフラストラクチャーを接続することを可能にします。高信頼のPlatform Equinix上で、Network EdgeとEquinix Metalの両方にEquinix Fabricを統合することで、デジタルリーダーは、必要な基盤インフラストラクチャーを構築するために、あらゆる適切な場所、パートナー、可能性を結集することが可能となります。現在、Equinix Fabricは約27,500のお客様との接続をサポートしており、前年比で32%の成長を遂げています。

 

  • 昨年Equinix Fabricはボゴタ、キャンベラ、ドバイ、ハンブルグ、メキシコシティ、リオデジャネイロ、ソウルを含む7つの新しい市場で提供可能となりました。現在、Equinix Fabricは、東京、大阪、アムステルダム、アトランタ、バルセロナ、ボストン、ブリュッセル、シカゴ、カルペパー、ダラス、デンバー、ダブリン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ジュネーブ、ヘルシンキ、香港、ヒューストン、イスタンブール、リスボン、ロンドン、ロサンゼルス、マドリード、マンチェスター、メルボルン、マイアミ、ミラノ、ミュンヘン、ニューヨーク、パリ、パース、サンパウロ、シアトル、シリコンバレー、シンガポール、ソフィア、ストックホルム、シドニー、トロント、ワールソー、ワシントンD.C.、チューリッヒを含む5大陸49の都市で利用可能です。エクイニクスは、2021年末までにカルガリー、カムループス、モントリオール、ムンバイ、フィラデルフィア、バンクーバー、ウィニペグを含む合計56の都市でEquinix Fabricを展開する予定です。

 

  • エクイニクスは最近Network Edgeの提供地域をシアトルとトロントに拡大し、より多くの企業がネットワークをアップデートし、数分以内にエクイニクスのデジタルサプライチェーンに接続できるようにしました。Network Edgeは現在、上記新市場とアムステルダム、シカゴ、ダラス、フランクフルト、ロンドン、シアトル、シリコンバレー、シ ンガポール、シドニー、トロント、ワシントンD.C.を含む11の市場で利用可能です。2021年には東京、香港、マドリード、サンパウロでも利用可能になる予定です。

コメント

  • Colt Technology Servicesプロダクトポートフォリオ バイスプレジデント ペーター・コッペン(Peter Coppens)様
    企業の急速な変化を支えるという点で、今年は同じ考えをもつプロバイダーの技術的エコシステムとつながりオンデマンドなネットワーキングが鍵であるということが証明された年だと言えます。エクイニクスとのコラボレーションを拡大することで、今日のビジネス環境において最も重要な資産であるネットワークの俊敏性と管理性をお客様に提供しています。」

 

  • Silver Peak(Hewlett Packard Enterprise Aruba事業部) テクニカルアライアンス バイスプレジデント
    フラッシャー・ストリート(Fraser Street)様

    「企業がデジタルトランスフォーメーションの取り組みを進める中、組織全体の長期的なデジタルインフラストラクチャーの成功にはクラウドファーストのWANアーキテクチャーが必要不可欠です。Silver PeakによるUnity EdgeConnectの仮想SD-WANアプライアンスをエクイニクスのNetwork Edgeサービスに組み込むことで、世界中どこからでも、安全でデジタル対応のインフラストラクチャーをエッジに仮想的に導入し、企業の規模をグローバルに拡大できます。」

 

  • IDC Cloud to Edge Datacenter Trends リサーチディレクター ジェニファー・クック(Jennifer Cooke)様
    「今日、新型コロナウイルスの世界的な流行によってデジタル変革のペースが急速に加速する中、多くの企業は、自社内のインフラストラクチャーがグローバル規模でのデジタルビジネスの需要を満たすように構築されていないという課題に直面しています。その結果、デジタルインフラストラクチャーの接続はますます複雑になり、多くの企業にとってコストが増大しています。データトラフィックが増大し続ける中で、接続性の課題も増加しています。これらの課題を解決するには、必要に応じて基盤となるインフラストラクチャーを構築し、グローバルなプラットフォーム上に相互接続されたプロバイダーのエコシステムを組み合わせる必要があります。企業はPlatform Equinix にデジタルインフラストラクチャーを導入することで、迅速かつ容易に達成が可能になります。」

 

  • エクイニクス シニアバイスプレジデント コアプロダクトマネジメント ビル・ロン(Bill Lon)
    「デジタルビジネスの成長に伴いネットワークの最適化の必要性が高まる中、企業やサービスプロバイダーはデジタルの利点を生み出すために、俊敏なインフラストラクチャーのプラットフォームへのアクセスを必要としています。世界のデジタルインフラストラクチャー企業として、エクイニクスはお客様のIT変革に重要な次世代型のプラットフォーム戦略を促進することで重要なニーズに応えています。クラウド接続だけでなくEquinix FabricはデジタルリーダーのPlatform Equinix 上で相互接続する際の新基準となっています。今回の製品名変更は、Equinix Fabric機能の進化の極めて重要な方向性を示しています。」

関連資料  

エクイニクスについて
Equinix(Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャー企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャーを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。

将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXデータセンターの買収・運営・建築での問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、エクイニクスがすでに買収した、もしくは今後買収する企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、最近建設したもしくは取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要な顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

本リリースに関するお問合せ

エクイニクス・ジャパン株式会社
コーポレート・コミュニケーション 清水 桃香
Email: Apac-jp-comm@ap.equinix.com

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