世界的なデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下 エクイニクス)は、アプリケーションホスティングおよびインフラストラクチャサービスプロバイダーであるi3D.netのグローバルゲームプラットフォーム向けにPlatform Equinix®が採用されたことを発表しました。世界最大級のゲームパブリッシャーである仏ユービーアイソフト(以下、Ubisoft)グループの一員であるi3D.netは、グローバルな低遅延ネットワークを提供しており、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によりオンラインゲーム需要が拡大したことを受けて、エンドユーザーとの近接性を確保するためにエクイニクスと提携しました。
ゲーム市場は堅調な成長を遂げており、その市場規模は2020年には422億米ドル、2025年には467億米ドルになると予測されています。i3D.netは、自社ビジネスが世界中で継続的に成長していることに加え、2020年の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を起因とするロックダウンによりゲーム事業が大きく成長し、必要なキャパシティが2倍に増加しました。没入感の高い一貫したエンドユーザー体験を求める利用者の増加と世界的な需要増に加え、新しいゲームの発売、eスポーツイベント、特定のゲームの人気急上昇に伴い、ゲームの同期や導入テストを行うための高速接続のニーズが高まっていました。
i3D.netは、シームレスなゲーム体験を実現するのに必要な低遅延接続を得るため、自社のゲームプラットフォームをPlatform Equinix®に移行し、南北アメリカ大陸、アジア太平洋、欧州の38カ所のEquinix International Business Exchange™(IBX®)データセンターに統合しました。クラウドの普及とクラウドへのアクセスが広まったことで、ビデオゲームやモバイルゲームの開発、配信、遊び方が大きく変化する中、i3D.netはデジタルインフラストラクチャを適切に再構築することで、場所を問わず、スケーラビリティを得ながら、没入感のあるゲーム体験を瞬時に提供できるようになりました。
エクイニクスのEMEAセグメント・マーケティング担当ディレクターのマット・ジョージ(Matt George)は、次のように述べています。「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によりオンラインゲームの人気がかつてないほど高まっており、当社はi3D.netが世界中のゲーマーに最高のユーザー体験を提供できるように戦略的にサポートすることができます。ゲーマーは常にレベルアップを目指し、自分のスキルを向上させ、ゲームの経験値を向上しようとしています。彼らの新しいレベルのニーズに対応するには、ゲームプラットフォームを堅牢なデジタルインフラストラクチャでサポートし、スムーズなゲームプレイを可能にする高速な情報転送能力を提供しながら、プレイヤーの機密情報を保護する最高のセキュリティを提供する必要があります。」
エクイニクスは、i3D.netにゲーム開発・構築を迅速に行うために必要な処理能力とネットワーク速度を備えた信頼性と接続性の高いグローバルインフラストラクチャをポイントツーポイントのアプローチで提供します。エクイニクスがi3D.netのシングルポータルの基盤となることで、i3D.netの顧客は高度にカスタマイズされたゲーム環境とトラフィックを容易に拡張できるため、最高の顧客体験を得ることができます。また、40拠点(エクスチェンジ)からなる相互接続を利用することで、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなど、ゲーマーが必要とする複数のクラウドサービスにバーストするゲームトラフィックを割り当てることができます。
i3D.netの最高執行責任者であるリック・スロート(Rick Sloot)氏は、次のように述べています。「当社は、ユーザーがどこにいても、彼らが使用するゲームプラットフォーム上で最高の体験を提供することを目指しており、その観点からもネットワークは最も重要な柱の1つとなっています。当社のネットワークとPlatform Equinixを接続する健全な相互接続サービスがあれば、エンドユーザーに対する遅延を最小化でき、ゲーム内のラグによるフラストレーションを解消することができます。エクイニクスの相互接続サービスは非常に信頼性が高く、強力であり世界中のどこにいてもビジネスを成長させることができます。当社は、目指す成長を遂げるためエクイニクスを活用し、エクイニクスは、当社の成長を予測し、必要な相互接続環境や製品を導入してくれるので、安心して利用できます。」
エクイニクスとi3D.netは(Ubisoft含め)持続可能性について共通の見解を持っており、両社ともに二酸化炭素排出量の削減に意欲を示しています。エクイニクスは、科学的根拠に基づいた目標(SBT)と持続可能性へのイノベーション・アジェンダに基づいて、2030年までに世界的にカーボンニュートラルを達成することを約束した最初のデータセンター事業者です。Ubisoftもまた、同じ期限までにカーボンニュートラルを達成することを計画しています。
i3D.netが活用するエクイニクスの拠点は次の通りです。アムステルダム、アトランタ、シカゴ、ダラス、ドバイ、香港、ロサンゼルス、マドリッド、ミラノ、パリ、サンパウロ、シアトル、シリコンバレー、シンガポール、スウェーデン、シドニー、東京、トロント、ワルシャワ、ワシントンD.C.。
関連資料
以上
エクイニクスについて
Equinix (Nasdaq:EQIX) は世界的なデジタルインフラストラクチャ企業として、デジタル変革を志す全ての企業に対し、必要なインフラストラクチャを相互接続することが可能な高信頼のプラットフォームを提供します。エクイニクスにおいて企業のお客様は最適な場所で適切なパートナーとつながり、ビジネスの優位性を加速させ、成功の可能性を最大化することが可能です。エクイニクスはお客様がビジネス規模を拡大し、デジタルサービスを開始・拡張し、エンドユーザーへ最高レベルの体験を提供することを可能にします。これらを通して、エクイニクスはお客様の企業価値向上に貢献します。
i3D.netについて
i3D.netは、ハイパフォーマンスホスティングおよびグローバルインフラストラクチャサービスの大手プロバイダーの1つです。低遅延のネットワークを運用しており、6大陸40以上の拠点に数千台のサーバを分散しています。2019年にUbisoftグループの一員となったi3D.netはゲーム市場に特化し、さまざまなAAAゲームを提供しています。大規模なゲームおよびエンタープライズ分野のさまざま顧客のアプリケーションに関する展開、スケーリングと管理を継続的に支援することで世界中の3億人を超えるゲームユーザーを支えています。i3D.netは2025年までに10億人のユーザーが自社のプラットフォーム上でゲームをすることを目標としています。詳しくはこちらをご覧ください。
将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXデータセンターの買収・運営・建築での問題、Equinixの製品およびソリューションに関する開発、設置、および提供上の問題、エクイニクスがすでに買収した、もしくは今後買収する企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、最近建設したもしくは取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要な顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、REIT(不動産投資信託)としての税制に関連するリスク、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
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